エバー航空マラソン走ってきた

先週末に台湾で行われたエバー航空ラソンハーフマラソンの部)に参加してきました。完全な観光ランです。


海外マラソンに初参加!


ここの更新も久しぶりです。今夏は暑すぎてほとんど走っておらず、9月にはいってからトレーニングを再開しました。今大会に参加する前に『滑川ほたるいかラソン(※ハーフマラソン)』に参加しましたが、結果は2時間30分程となってしまい、まったく走力が戻ってない状態です。そんな中で参加した初の海外マラソンでした。

もともと海外に関連する部署で働いています。で、今大会に申し込みをした4月の時点では、台湾で仕事を任せている同僚が9月末で帰任している予定だったのです。それなら同僚が帰任した後の引継ぎ状態を確認するのを兼ねて、台湾のマラソンに参加しようと思い至りました。こう書くと出張のついでに参加したのかと思われそうですが、実際は逆でマラソンのついでに後任の現地スタッフと会っています(もちろん全て自費)。このスタッフも10kmの部に参加していました。


今回の反省はお腹の調整をできなかったことですかね...。異国の地では食事の調整が難しいですね。走る前からヤバい感じがありましたが、スタート会場は大混雑でトイレにたどり着けず、コース中の仮設トイレは紙がない(おそらく最初はあったが無くなった)、まさか腹痛を抱えたまま20kmを乗り切ることになるとは思ってませんでした。

あと走ってて思ったのが、シューズで意外にもアシックスやミズノの使用率がそこそこ高かったことです。勝手な認識ではあるのですが、日本以外ではそんなに使われてないと思ってました。ただやっぱり一番人気はナイキですね。たぶん世界どこでも強い。


見るものすべてが珍しいって感じなので、海外マラソンは走ってて飽きないですね。実は12月の台北ラソンにも申し込みをしており、今度はハーフではなくフルを走る予定にしています。制限時間が5時間半のため、今の自分には少し難しいかもしれません。今週末に金沢マラソン、来週末は富山マラソンと連戦になるのですが、この2大会は制限時間が緩い(7時間)ので、いい練習になると考えています。レースへの参加を通して走力アップできればいいなぁと思っています。




もう今年はこんなペースでしか走れないと思われる。



序盤。奥の方に101があるなーとか思いながら撮った。



距離表示は大人気で、仲間で撮りあったり自撮りとかされてる人が多かったです。(写真は知らない人)



ぐるっと回ってきて再び101に接近。



ゴール後、スタッフさんと合流できました。



※備忘録的のようなもの
海外マラソンに参加したいけど色々不安って人も多いと思います。私も今回は手探りでやってました。あくまでも『エバー航空ラソン』の参加記録としてになりますが書き残しておきます。


①公式サイトから申し込み (下はエントリー入力例)
https://www.evaairrun.com/jp/

入力が必要な項目はこの程度。名前とパスポート番号、メールアドレスさえ正しければ多分大丈夫。


②ひたすら待つ
4月30日にエントリーして10月18日(4日前)まで一切の音沙汰がありませんでした。ちょっと不安になってました。


③開催前に届くメール(申込み確認票)を印刷する
公式サイトの大会規定には、約1週間前にメールすると書いてあります。1週間前になって何も届いていなくても焦ってはいけません。たぶんですがゼッケン番号と名前の確認できるものがあれば十分です。中華民国ロードランニング協会ウェブサイトのエントリー確認ページから対象の大会を選び(エバー航空ラソンの場合は『長榮航空城市觀光馬拉松』)、エントリー時に入力したパスポート番号を入力すればゼッケン番号が確認できます。申込み確認票が届かない場合は、そのページを印刷しておけば大丈夫かなと思います。


④大会前日の17時までに『長榮海事博物館』でゼッケン引き換えをする
日本を含め海外から参加する場合は郵送でゼッケンを受け取ることができません。そのため指定会場で受け取る必要があります。例年どこなのかは調べていませんが、2023年は中正記念堂のすぐ近く『長榮海事博物館』で受け取れました。前日14時ごろに行きましたが空いてました。受付カウンターに並んでくださいと言われその1つに並びますが、日本人と分かるとすぐに日本語が話せるスタッフと入れ替わってくれます。身分証明書(パスポート)を提示した後、ゼッケン番号と名前の確認がありました。それで日本と同じようにゼッケンと計測タグを受け取ります。


⑤当日スタート時間までに並ぶ
日本の大会のようにスタートブロックが分かれていません。目安となるペースが書かれたプラカードをもった人がいますので、その周辺に待機すればOKです。またロープによる仕切りもないので、極端な話、位置にこだわらないならスタート10秒前に整列すれば間に合います。注意点としては、トイレ列は日本よりも絶望的、荷物預けは時間厳守の2点だと思います。私は荷物預けをしませんでしたが、荷物預けトラックは締切り時間を超えて持っていっても受け付けてくれない雰囲気がありました。
なお会場まではタクシーで行く人が多いようです。私は歩いてホテルから会場まで行きましたが、朝の早い時間でも流しのタクシーはそれなりに見かけました。あとYouBikeが多かったですね。コロナ前に観光で来たときに使ったことがあります(link)が、アプリを消してたので今回は試しませんでした。


⑥スタート!
通過する時間にもよりますが、仮設トイレに紙がないかもしれません。それは覚悟しておきましょう。私はお腹の調子が悪かったのでスルーしていますが、最初の給水ポイントから軽食が出てたと思います。日本と違うところとしてもう1点、開始時間のせいもあると思いますが沿道の声援は少なかったです(熱心に応援歌を歌う人はいた)。


⑦ゴール!
ゴール後の動線で参加賞を受け取ります。様々なものを渡されますが、最初にミニバックをもらえるので手がふさがることはありません。帰路につくことになりますが、空車表示であっても流しのタクシーはまず捕まりません。シャトルバスで帰るのが無難と思います。余談ですが、台湾のホテルは12時チェックアウトのところがそこそこあります。ハーフであれば遅くとも9時には会場を後にしていると思いますが、ホテルで汗を流してチェックアウトする余裕があると思います。マラソン当日、夕方の便で帰国することも難しいことではありません。



ちなみに来年は大連マラソンと東南アジアのどこかで走ろうかなと画策中です。ちょっとずつ活動範囲を広げていきたいなと思っています。